意外と知らない正しいシャンプー
正しいシャンプーの仕方を習った人はどのくらいいるでしょう?
物心ついた頃から見よう見まねでなんとなくやっていた。
そんな方が多いのではないでしょうか?
せっかく良いシャンプーを使用しても使い方を間違えたらケアするどころか逆に髪を傷ませてしまう原因になることも。
キレイな髪を手に入れるために、まずは正しいヘアケアを知るところから始めましょう。
美髪をつくるシャンプー
シャンプーの目的とは?
そんな質問をすると高い割合で「髪を洗う」という答えが返ってきます。
キレイな髪を作るためには髪ではなく皮脂分泌のある「地肌を洗うこと」が大事になってきます。
地肌の汚れを取り除き、新しく生えてくる髪を健やかに育てる土台を作る。
正しいシャンプーの仕方を覚えることが美髪への第一歩です。
1.予洗いをしっかりと
まずお湯を40℃前後に設定し、「洗う」ような感覚でしっかりと予洗いをします。
しっかりと予洗いをするだけで8割の汚れを落とす事が可能です。
2.しっかりと濡らす
髪全体をしっかりと濡らします。しっかりと濡らすことでシャンプーの泡立ちも良くなります。
泡立ちが良くなると、シャンプーの節約になるだけでなく、摩擦が減りキューティクルのダメージを減らすことができます。
3.指のはらで頭皮を洗う
頭皮を痛めないように指のはらを使います。
この時、髪を洗うのではなく頭皮を洗うようにします。
また、下から上へマッサージするようにすると、お顔のリフトアップ効果にも繋がります。
4.泡を毛先まで馴染ませる
頭皮を洗い終わったら、今度は毛先まで泡を行き渡らせます。
特に美容室専売品のような栄養分を高濃度に配合したシャンプーを使用する場合は、泡で髪をなめすように行き渡らせると効果が高まります。
この時、絶対に擦らないように注意してください。キューティクルを傷付けてしまいます。
5.ヌメりがなくなるまですすぐ
充分すぎるほどしっかりとすすぎます。
指を通しながらお湯をかけるのがポイントです。
6.水気をきる
すすぎが終わったら、一旦水気を切ります。
優しくしぼるようにするのがポイントです。
美髪をつくるトリートメント
シャンプーは「地肌を洗う」と言いましたが、トリートメントはその逆で、中間から毛先をケアするものです。
また、いつも使用しているトリートメントでも正しい方法で使用するだけで効果が倍増することもあります。
1.毛先中心に付ける
髪は根本から伸びます。当然、根本に比べ毛先の方が損傷しています。
毛先を中心に付けるようにしてください。
根元に付けるのはNGです。
2.目の粗いコームでとかす
傷んだ髪ほど、シャンプー後に指通りが悪くなりやすく、髪の内側までトリートメントが行き渡らないことがあります。
目の細かいコームを使用すると、キューティクルを傷つけてしまうので、目の粗いコームなどでなじませます。
3.時間をおく
トリートメントを付けた状態で3〜5分ほど時間をおくことをお勧めします。
時間をおくかどうかで仕上がりが全く違います。
4.すすぐ
成分によりますが基本的にはしっかりとすすぐことをお勧めします。
流し足りないと肌トラブルを起こす原因になることもあります。
まとめ
正しいシャンプーの仕方はいかがでしたか?
もし、今の髪が30cmの長さだった場合、毛先の部分はおよそ2年前に生えてきた髪です。
シャンプーは毎日行うことですので、ちゃんとやったかどうかで1年後、2年後は大きく変わります。
ぜひ、毎日実践することを心がけてください。
今後
- 洗い流さないトリートメントについて
- 正しいタオルドライの仕方
- 美髪を作るドライヤーの仕方
についてお伝えしていきます。お楽しみに。