ブリーチ増加中
ブリーチの出荷額が3年で約5倍になっているそうです。(ミルボン調べ)
確かにインスタグラムにはインナーカラーやハイライト、ダブルカラーの投稿をよく見かけます。
実際、美容師としての肌感覚もその通りで、ブリーチの在庫が追いつかず、急いで他の店舗から分けてもらう。
そんなこともあったりします。(複数店舗あって良かった。)
ブリーチを使用したデザインが急激に伸びてきたのはケアブリーチの登場がいちばんの理由なのではないでしょうか?
それまではダメージを理由として躊躇していた人が多かったような気がします。
それでもやっぱり気になるのはダメージ
ケアブリーチといえば、「枝毛・切れ毛を98%削減」の「ファイバーブレックス(シュワルツコフ)」が先駆けであり、人気も高いのですが、それでもダメージを無くすものではなく、やはりダメージは伴います。
パサついてまとまらない
引っかかって指通りが悪い
そうなってしまう前に、サロントリートメントをしたりダメージケア用のシャンプー&トリートメントをお使いすることをお勧めします。
髪質・頭皮の状態もありますので、一度担当スタイリストまでご相談ください。
色持ちをよくする方法は?
一度ブリーチをした髪は色持ちが悪くなってしまいます。
いつも通りのケアを続けてしまうとすぐに褪色して黄色っぽく変色してしまいます。
キレイな髪色をキープするには、カラーシャンプーのご使用をお勧めします。
カラーシャンプーには「ムラサキ」や「シルバー」や「ピンク」などの染料が入っています。
洗うたびに色素を補充してくれるので色持ちが良くなります。
オススメのカラーシャンプーを数種類ご用意していますので担当スタッフまでご相談ください。
ちなみにブリーチヘアの大敵は紫外線です。
特に夏は色落ちが激しいのでUV成分配合のアウトバストリートメントを使用するなどの紫外線ケアも必要です。
次回カラーはいつがベスト?
次回のカラーは2ヶ月以内に行うことを強くお願いしたいです。
髪は1ヶ月に1cmほど伸びます。
新生毛が2cm以内の場合、ブリーチ+カラーの2プロセスではなく、1プロセスのカラーで済む場合がほとんどです。(色にもよりますので、これもスタッフに聞いてくださいね)
ブリーチ後2ヶ月以上経過してしまうと、2プロセス以上必要となってしまいます。
まとめ
キレイなブリーチヘアはハッと息を飲むほど美しく、とてもオシャレです。
しかし、ダメージしたブリーチヘアはとても残念な印象になってしまいます。
そんな風に良くも悪くもなってしまうのがブリーチヘアです。
私たち美容師も、キレイな色を出す勉強をしたり、ダメージを減らす施術を目指し日々精進していきます。
何卒ホームケアをよろしくお願いいたします。
不安なことがあればいつでもご相談ください。(美容師としては嬉しいものです。)