WEB予約

なぜ最近は「バームやヘアオイル」がハンドクリームとしても使えるのか?美容師がわかりやすく解説します。

ここ数年、スタイリングバームやヘアオイルに
「手に残った分はそのままハンドクリームとして使えます」
と書かれている商品が増えています。

なぜ髪用なのに、手にも使えるのでしょうか?

実はこの背景には、
成分の進化・ナチュラル志向の広がり・テクスチャ設計の変化
など、いくつかの理由があります。

今日は美容師目線で、髪と手の両方に使える秘密を解説します。

■ 1. 髪と手で「求められる保湿成分」がほとんど同じになってきた

近年のバーム・ヘアオイルの多くは、
植物由来の保湿成分(ナチュラルオイル)を高配合しています。

代表成分は…

  • シアバター
  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • ミツロウ
  • ココナッツオイル
  • スクワラン

これらは “肌にも安全に使える” 実績がある成分。
髪にも肌にも共通して使えるため、
境界のない「マルチユースコスメ」が増えました。

■ 2. スタイリング剤の“ベタつき感”が大幅に改良された

昔のヘアバームは重く、手に残るとベタつきが気になるものが多かったのですが、
今の製品はテクスチャが大幅に進化しています。

  • 溶けやすい
  • 肌になじみやすい
  • しっとりするのに手がべたつかない

こうした特徴により、
手に残したまま保湿ケアができる構造になっています。

特に広がっているのが、
“シアバターベースのヘアバーム”
体温で溶ける性質を活かし、髪にも手にも使えるマルチデザインに。

■ 3. 髪用オイルが「美容オイル」のような処方に近づいた

最近のヘアオイルは、
従来の“シリコン中心”の処方から、
軽い植物オイル+揮発性シリコンの組み合わせが主流に。

これはスキンケアオイルの処方と非常に近く、
肌に塗っても違和感のない成分構成です。

✔ 髪に良い → 手にも良い

  • 保湿
  • ツヤ
  • キューティクル保護
  • 皮膚の乾燥防止

双方に必要な働きが重なるため、
自然と“一つで二役”が可能になりました。

■ 4. 水分を含まないバームは「肌に優しい」のも理由

バームの特徴は 水分を含まない=防腐剤をほとんど使わない という点。

防腐剤やアルコールに弱い人でも使いやすく、
敏感肌向けのハンドクリームと同じような設計になっているため、
肌用途との相性が高いのです。

■ 5. 自然派志向・ミニマルケアの流行が後押ししている

「持ち歩きは最小限でいい」
「ひとつで髪も手も整えたい」
というミニマル志向の高まりによって、
マルチバームやマルチオイルの需要が急増。

メーカー側も “髪にも手にも使える” という価値を前面に出すようになりました。

■ 6. “手に残ったスタイリング剤が髪に悪くない”処方だからこそ可能

美容師的にここが一番大きいポイントです。

手に残った成分が心配なら、
「手を洗ってからお客様に触れたい…」というのが美容師の本音。

ですが、今のマルチバームは
髪に触れても問題がない安全性の高い成分で作られているため、
使い勝手がよく、プロからも支持されています。

■ 7. 実際にどう使うのが正解

✔ 髪につけた“最後の余り”を手になじませる

これが最も自然で合理的な使い方。

✔ つけすぎると重くなるので注意

多すぎるとベトつくのでつけ過ぎないことをお勧めします。

✔ 手荒れしやすい人には相性が良い

オイル・バームは角質を柔らかくし、乾燥を防ぎます。

■ まとめ|髪にも手にも使える理由は「成分の進化」と「時代の流れ」

昔は
「髪は髪用、手は手用」
と分かれているのが当たり前でした。

しかし今は、

  • ナチュラル成分の主流化
  • テクスチャの進化
  • 肌にも使える安全性
  • ミニマル志向の高まり
  • 美容オイルに近い処方設計

これらが重なり、
“バーム=髪・手どちらにも使える”
という新しいカテゴリーが誕生しました。

髪の仕上げも、手の保湿も、
ひとつで叶えたい方にはとても便利なアイテムです。

商品選びで迷ったら、お客様の髪質・肌質に合うものをご提案しますので、
お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

鳥取の美容室air・DIVA・hとまつげ専門店リルを展開。あなたの「可愛い」や「キレイ」を叶える場所。

目次