美容室に行くと、カットだけなら1時間ほどですが、
カラーやパーマ、縮毛矯正などのメニューになると2〜3時間以上かかることもありますよね。
「なんでこんなに時間がかかるの?」
「もう少し早く終わらないのかな…」
そんな疑問を持たれたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、美容室での施術時間が長くなる理由について、
プロの視点から“納得の理由”をわかりやすく解説します。
1. 丁寧なカウンセリングが仕上がりを左右する
施術前に時間をかけて行う「カウンセリング」。
実はこれが仕上がりの良さを大きく左右する重要な工程です。
- なりたいイメージの共有
- 髪の悩みや過去の履歴の確認
- 似合うスタイルや色のご提案
- 髪質・頭皮のチェック
初めてのお客様やスタイルチェンジの場合は、特に念入りに行います。
ここをしっかり行うことで「失敗しない施術」につながるため、あえて時間をかけているのです。
2. 薬剤の反応時間は“髪にやさしくする”ために必要
カラーやパーマ、縮毛矯正などにかかる**放置時間(待ち時間)**も、施術が長くなる要因の一つです。
「ただ待っているだけ」のように見えて、
この時間は薬剤が髪の内部でしっかりと反応している重要なプロセス。
髪質に合わせて薬剤の強さや時間を調整することで、
- 髪への負担を最小限に
- 色やカールの定着をしっかりと
- ムラや仕上がりの不具合を防ぐ
といった仕上がりのクオリティを高める役割があります。
早く終わらせることも技術としては可能ですが、
そのぶん髪に負担がかかったり、仕上がりが不安定になるリスクも。
だからこそ、適切な時間をかけることが「髪の健康と美しさ」を守る近道なのです。
3. シャンプーやトリートメントにも“時間をかける価値”がある
シャンプーやトリートメントも、実は施術の満足度を高める重要な時間。
特にカラーやパーマ後は、
- 残留薬剤の除去
- 髪の内部補修
- 手触りやツヤ感アップ
など、ただ「洗って流す」だけではなく、髪をいたわるケア工程が組み込まれています。
このケアを省いてしまうと、後々のダメージや色持ちに影響することも。
一手間かけたケアが、翌日以降の扱いやすさに差を生むのです。
4. 美容師が慎重に進める「繊細な技術」の積み重ね
カットやブロー、カラーの塗布にいたるまで、
美容師の施術はミリ単位のバランスと感覚の積み重ね。
たとえば:
- カットで毛流れや量感をコントロール
- カラーの塗布順や塗り分けでムラ防止
- 縮毛矯正のアイロン操作でナチュラルな仕上がりに
すべては「自然で、もちの良いスタイル」に仕上げるための緻密なプロの仕事です。
速さよりも、“一人ひとりの髪に向き合う丁寧さ”を大切にしているとご理解いただければと思います。
5. “なりたい”に本気で応えるために
私たち美容師が一番大切にしているのは、
「ご来店くださるお客様の希望を叶え、笑顔で帰っていただくこと」。
そのために、
- しっかり話を聞く
- 状態を見て判断する
- 時間をかけて丁寧に仕上げる
という当たり前を、ひとつひとつ丁寧に積み重ねています。
もちろん、時間に制限がある方にはご希望に合わせたメニューや施術内容をご提案することも可能ですので、お気軽にご相談くださいね。
まとめ
- 美容室の施術時間が長いのは、すべて“理由がある工程”だから
- カウンセリング・薬剤反応・ケア・技術、どれも仕上がりを左右する大切な時間
- 時間をかけることで「ダメージの軽減」「満足度の高い仕上がり」につながる
- ご都合がある方は、事前にお伝えいただければ柔軟に対応も可能
美容室での時間は「自分自身を大切にする時間」。
そのひとときが、明日からの毎日に前向きな力をくれるよう、心を込めて施術しています。
ご不安なことがあれば、いつでもご相談くださいね。


