「スタイリング剤って色々あるけど、バームとワックスってどう違うの?」
美容室でもよく聞かれる質問のひとつです。
見た目も似ているし、なんとなくで選んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、バームとワックスの違いや、それぞれに向いている髪型・髪質について分かりやすくご紹介します!

そもそも「バーム」と「ワックス」って?
バーム(ヘアバーム)は、天然由来のオイルやバターがベースになっている保湿力の高いスタイリング剤。
手の体温でとろけるような質感で、髪だけでなくハンドクリームやボディケアにも使えるマルチユースなアイテムも多いのが特徴です。
ワックスは、ヘアスタイルをしっかりキープするために作られたスタイリング専用のアイテム。
セット力があり、髪の動きや束感を出したいときに重宝します。種類も豊富で、マット、ファイバー、クリームなど仕上がりも様々です。
主な違いをまとめると…
項目 | バーム | ワックス |
---|---|---|
主成分 | オイル・バター系 | 合成樹脂・ロウ・オイルなど |
セット力 | 弱め(ナチュラル) | 強め(しっかりホールド) |
質感 | ツヤ・しっとり | マット~ツヤまで幅広い |
洗い落ち | 比較的落としやすい | 種類によっては落ちにくいものも |
香り | ナチュラル・アロマ系が多い | 製品によって様々 |
おすすめスタイル | ナチュラル、濡れ髪、ボブ、パーマ | 束感、立ち上げ、ショート、メンズ |
どっちを選べばいいの?
✔ こんな方には「バーム」がおすすめ
- ヘアセットというより、まとまりやツヤ感が欲しい
- パサつきやすい髪をしっとり見せたい
- 髪にも肌にも優しい成分がいい
- ナチュラル・ラフな質感が好み
✔ こんな方には「ワックス」がおすすめ
- 髪に動きやボリュームを出したい
- スタイリングをしっかりキープしたい
- ショートヘアやメンズスタイルを楽しみたい
まとめ
どちらも髪を素敵に見せてくれるアイテムですが、仕上がりや用途によって得意な分野が違います。
「今日はナチュラルな雰囲気にしたいからバーム」「しっかりキメたい日はワックス」と、使い分けるのもおすすめです◎
髪質やライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてくださいね!